ふるさとと心をつなぐ電子くじ ソルテオ【実証実験】結果のご報告

ビジネスプラン発表会 「LED関西 powered by 大阪信用金庫」にて、成長性、実現性、社会性の観点でご評価いただいた新規事業『ふるさとと心をつなぐ電子くじ ソルテオ』について、2024年12月から2025年1月にかけて、プロトタイプによる実証実験を実施しました。

本事業は、「デジタルコミュニケーションが主流の現代において、大切な人に感謝を贈り合う新たな文化を創造し、誰もが心を病むことなく、笑顔で前進していける社会」を実現していくことをビジョンとしています。
◆『ふるさとと心をつなぐ電子くじ ソルテオ』サービスサイト
https://cri8.jp/en-red-sorteo/

今回の実証実験では、サービスの中核となる「動画つきくじURL」の部分のみを、縁ある皆様にご利用いただき、以下のことを調査することを目的としました。

  • 本事業そのものの社会的意義、ニーズ、求められる品質
  • 本事業がお客様に受け入れられるうえで必要なことを知るため、率直なご感想を得ること

決済や購入したくじの管理などのシステム開発を行わないために、ご利用の皆様にはご不便をおかけして誠に申し訳ございませんでした。

発行したくじの状況

1.あたりくじの引き当て

件数備考
総発行くじ数222件
当たりくじの数三等:2件
四等:2件
※景品法に準拠するため、今回の売上規模からは一、二等の提供ができませんでした。代わりにSNSシェアいただいた方へプレゼントする予定でしたが、SNSシェアがなかったため、こちらも実施していません。
※景品を受け取った方はまだいません。3月末まで待ったうえで、公共団体に景品の寄付を行います。
無効くじ
(単一URL方式でメールアドレスが登録されていなかったくじの数)
86件考えられる要因
・スパムへの誘導を疑われた
・何が当たるくじなのかが分からず、くじを引くほどの動機がもてなかった

2.どのような動画が選ばれたか

プラン別の状況

多く選ばれた動画

Eプラン

Hプラン

Pプラン

その他

メッセージ加工依頼数:2件

持ち込み動画の利用:125件(ユーザー数は1名)

3.収益の使途

金額備考
くじ売り上げ総額66,600円(消費税別)
クリエーターへの還元(35%)60%を成果報酬として分配:13,986円
40%を今後の制作依頼料として積立:9,324円
景品費用(くじ総額の2%+送料)4,600円※端数は寄付に上乗せ
公共団体への寄付(10%)6,670円赤い羽根募金(奈良県桜井市)に5,000円寄付(残りは次回の寄付金に繰り越し)
寄付金の使いみちは、「おまかせ」としました
開発費用のための内部留保32,470円+消費税

アンケートの結果

1.広報とリーチ状況

FaceBookでのメッセンジャーと反応状況

300名に協力を依頼しました
※そもそも既読がつかない(FaceBookをあまり使っていない)方:117名
※サービスについて会話をし、フィードバック等をくださった方:60名

LINEでの直接声掛け

49名に協力を依頼しました
※普段やり取りをする友人のみに連絡し、80%以上の方から支援のご返事をいただきました

その他の発信

FaceBook、Instagram、Xでの投稿、シェアを行いました。
ご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

2.受け取った人の満足度(アンケート結果)

2-1. 動画ギフトの印象

  • 手書きな感じが暖かい
  • 何を意図するのか不明
  • 「動画を再生」の円(色なのか、ジャギってるように見える)
  • 私には、知らない世界でした
  • 「気持ち」を伝える動画の種類がもう少しあると選びやすいです。今回のお正月のご挨拶動画は季節を感じる動画が多かったので、「いつもありがとう」「応援しているよ」など季節+αの方が気持ちが届くかなと思いました。
  • スクラッチについて、全部削らないと全貌が分からないとちょっと時間がかかるので、例えば5割くらい削ったら全部見えるようにするとかはいかがでしょうか。

2-2. 今度は自分が送ってみたいと思うか

感想(抜粋。【】内は選んだ回答)

  • 【4】年賀状より気軽で、くじの楽しさもあって良いと思う。
  • 【4】地元を離れた知り合いなどに送る用途を考えています。
  • 【4】誰も損しない素晴らしいサービスだと思うので
    ただ、当選品が何かはキモです
  • 【4】新しい事象に触れてみたい
  • 【4】自分の故郷のものって、あまり購入しないから
  • 【5】送られた方々も喜ばれるものと感じます。
  • 【2】ハズレとアタリがあるのが不安定
  • 【3】くじの利用法が年配者にはちと難しい
  • 【2】何を意図してやったらいいかわからないのと、私のまわりは忙しい方ばかりなので、見てもらえるのかなあ…と思いました。
  • 【2】どんな動画がおくれるかわからない
  • 【2】自社の動画にくじつけれるなら会社でつかいたいかも
  • 【2】動画のURLを送るのは不審なメールではないことを一言添えないといけないので、いざ送るときに警戒心を解く手間を感じました。
  • 【2】くじ引きでハズレの場合は「動画→くじ引き→SORTEO紹介動画」の動線となっており、コンセプトを深く理解していない受取主はスパムのように感じたと感想が届きました。
  • 【2】もう少しくじ引き感の楽しい感じやくじでどんな商品が当たるのかのワクワク感があるといいのかなと思いました。

3.サービス展開してほしい地域について(アンケート結果)

  • 能登地方や熊本県、石川県(災害等からの復興が必要な地域)
  • 大阪府
  • 北海道
  • 東京
  • 大分県
  • 兵庫県
  • 滋賀県
  • 岡山県
  • 京都府
  • 三重県
  • 静岡県
  • 広島県
  • 受取主が選べるようにする

4.1くじあたりの値段について(アンケート結果)

  • いずれの価格帯でも選択できるようになるとより良い
  • 高額帯のくじは、もらう側にとって魅力となる一方で、送る側にとっては、相手が外れた場合に負担した額に対して相手がメッセージ以外に何も受け取れないという一点で、抵抗感が残るとも感じました。そうすると、成立し得るくじの価格帯というものはあるのでは。
  • 動画を一緒に送れるのが良いと思いましたので、動画重視で1くじ当たりの値段を下げるのもアリかと思いました。

5.ギフト動画について(アンケート結果)

感想(抜粋。【】内は選んだ回答)

  • 【4】ショート動画が面白く、動画があった方が良いと感じた
  • 【4】バリエーション増えると、ぐっと魅力的なサービスになると思うので
  • 【5】もらった方々の楽しみになると思われます。
  • 【3】好きな人は好きそうなのと、全ては見切れなかったので、ギフト動画のデザイナー(基本情報や想い)やざっくりとしたテイストが分かる(例えば特徴的な動画のコマを何枚か表示、など)があれば、選びやすくなるかなと思いました。
  • 【3】さまざまなシチュエーションでメッセージを贈る人がこれから出てくると思いますので、動画のラインナップはもう少し増やしたほうがいいと思います
  • 【3】挨拶目的のみのバリエーションがもっとあると良いと思いました。
  • 【2】あまり惹かれない
  • 【4】おしゃれで、可愛いものがあればうれしいかもです。
  • 【2】最初なので、動画の種類が少ないのは仕方ないと思いますが、種類の幅(子供が受け取っても喜んで貰えるような可愛らしいもの、など)が有ると良いなと感じました。
  • 【2】雰囲気の似た動画が多く、その点は残念でした。
  • 【3】個性的な物が少ない
  • 【-】動画も全て丁度良い長さと丁度良い数。
    派手目のもあったら良いな。アメリカン的でポップな感じとか。
  • 【-】例えば動画に、関西出身ならちょっとホッコリする”地元ネタ”を組み込むとか?動画の内容とサービスのコンセプトの結びつきが強くなればより贈りたくなるかも!と感じました

6.サービスの魅力と利用できない理由について(アンケート結果)

  • クジとしては当選確率が限りなくゼロに近く、どちらかというとサービス応援的な感じがしたので、クラファンやふるさと納税とかのイメージを持った。
  • 頂いた動画は最後まで視聴したのですが、それにくじが付いているとは分かりませんでした。
  • 紹介していただいたコンセプトに感動しただけに受取主の温度差に驚きました。
  • 最近詐欺メールが多く当選とか言われても嫌な感じですよね
  • くじではなく、ギフトという方がまだ良い気もしますが
  • 手軽さにメリットとデメリットを感じる
  • スマホ(iPhone13mini)でみたとき文字が小さかったです
  • 最後のアンケートに飛ぶボタンが、iPhoneとAndroidから見えなかったみたいでした
  • 今後の展開に期待しています。
  • とても素晴らしいコンセプトなので必ず成功していただきたいです。
  • 送り先へ想いを伝えられて、ふるさとも応援できる一石二鳥の良いサービスだと思いました。

7.付帯調査(アンケート結果)

7-1. 年賀状(に相当するもの)を送る数

7-2. くじつき動画を贈った際の反応

事業主当人の記録になりますが、メッセンジャーにて送った70件のうち、ソルテオ(くじつき年賀動画)をきっかけとしたコミュニケーションができた件数は44件でした。

7-4. ランディングページ(サービス説明ページ)について

感想(抜粋。【】内は選んだ回答)

  • 【3】可愛らしい画像でよかった。
  • 【4】わかりやすくまとめらえてました。
  • 【5】素晴らしい取り組み
  • 【4】最初の一言で何のサービスかが何となくイメージできるのでGood。改善するとしたら、説明文のレイアウトかなと思います
  • 【4】事業説明やプロジェクトに込められた想い・目的がハッキリしていました。
  • 【3】サービスの説明が少しわかりづらい印象でしたが、操作動線は問題なく進むことができました。
  • 【3】もう少しスッキリしてほしい
  • 【2】少し長く、もっとシンプルにインパクトがあると、良いなと思いました!
  • 【2】説明文が多く、何ができるのか?を理解するのに下の方まで読む必要があった。
  • 【2】もっと、気軽に使える感じを強く感じ取れればよいと感じた。
  • 【2】情報設計的に感謝を伝えようからいきなりクジの説明に入るので、利用シーンや目的目線で利用の流れを説明した方が良いと思いました。感謝の話から一クジ300円がいきなりくるので面をくらうと私は思いました。
  • 【4】スマートフォンで見た場合、横幅設定のためか画面が左右にスクロールしてしまうのは残念でした。

7-5. サービス名称について

  • お年寄りに向けてなら、わかりやすく「ひらがな」で。若い人向けはシャレたものを。
  • 大切な人に地域のいいものが当たる電子くじ「縁○○」
  • 切手のない贈物
  • ふるさと9時

今後の開発方針

1件あたりのくじ費用について

手軽さと景品のバランスを考え、次回より、1くじ税込み165円とします。

5%OFFクーポンの配布について

アンケートにご回答くださった35名の皆様全員に、5%OFFクーポンをお配りします。配布時期は2025年10月を予定しております。詳しくはメールにてご案内いたします。

ギフトとしての価値を向上するために

  • サムネイルに消印のようなマークなどを付けて、送り主がお金を払っていることが分かるようにします
  • あたりやすくするため、別のギフト動画を見るともう一度くじが引けるようにします
  • はずれでも十分な価値を感じていただける結果ページを整備します
    • 寄付金の使い道などの報告
    • 地元ニュースや心理学レターの充実
  • より多くの端末で同じ体験をしていただけるように問題修正を行います

より魅力的な景品があたるようにするために

  • 景品登録ページを開設し、広く募集をします。
    • toBの集客媒体に募集を委託します
    • 地域の特産品というコンセプトに合うものかどうかを審査します
  • 自治体様に声をかけ、ふるさと納税との連携を模索します

より気持ちが伝わるための動画について

  • 送り手の真心をデジタルで受け取り手に伝えたい
    • 「量産ではない」ひと手間を、受り取り手が感じられるかどうか
  • アプリ内で簡単な動画編集をしていただけるようにする(Canva APIの利用検討)
    • カラーパレットを自由に変え、送り手らしい色使いに
    • 文字入れ(字幕)
    • 画像や写真の挿入
    • 音声メッセージ
  • クリエイター動画について、専用コミュニティを作り、学習・相互支援・収入につながるしくみにする

URLを開き、くじを引きやすくするために(信用面、利便性)

  • SNS連携アプリ(LINE(LIFF)・FaceBook・X)を開発し、SNSからリンクを開いた場合にメールアドレスなどの追加の情報入力を不要にします
    • メールについては、あらかじめURLにメールアドレスを付与する一斉メール送信機能ツールを提供します(GmailとOutlookに対応)
    • 電子決済の対応
    • 一人ひとりへの送信手配をスマートにできるようにします(送信予約機能の開発など)
  • スパムの印象を軽減するために、『普段からのやり取り』を奨励するヒントの通知を行います
    • 雑談の無難な話題の提供というよりは、「〇〇さんがこんなイベントをやっています。詳細を訊いてみませんか」といった、相手のニュースを適宜PUSH通知する
  • 運営の信用性を向上するための工夫
    • 梱包などのシーンをSNSに投稿します
    • パートナー様とのつながりを強化します
    • 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)SECURITY ACTION 宣言にとどまらず、公的機関の認定を取得する

より多くの方に使っていただくために

  • 自治体や企業が主宰できるようにします
  • 企業内利用(福利厚生として感謝を組織内で定期的に伝え合う仕組み)を作ります

ご報告は以上となります。

実証実験へのご協力を賜りまして、改めて、心よりお礼申し上げます。
皆様からいただいたご意見をもとに、ビジョンを形にしてまいります。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。